妊娠中は体がだるく、少しでも横になりたいもの。でも、0歳や1歳の上の子が昼寝をしなくなると、その時間すら確保できず、心身ともにママの負担が増してしまいますよね。本記事では、実際にやってみてよかった、妊娠中の休憩時間を確保するための工夫やおすすめアイテムを紹介します。
妊娠中の体がツライ…でも上の子が昼寝しない!
妊娠中は、次のような体の不調に悩まされがちです。
- 眠気や倦怠感:妊娠初期はホルモンバランスの変化で強い眠気を感じます。中期・後期はお腹が大きくなり、上の子と少し遊ぶだけでも疲労が蓄積します。
- 腰痛や背中の痛み:上の子の抱っこが続くと、腰や背中に負担がかかります。後期に痛くなった股関節をかばうようにして、ほかの場所にも負担がかかりました。
- 気持ちの落ち込み:思うように休めないことで、気分が落ち込むことも増えます。
さらに、1歳半〜2歳頃になると、昼寝の時間が短くなったり、まったくしなくなる日も増えます。妊娠中は「昼寝中に少し横になりたい」と思っていても、そうはいかなくなるのが現実です。
昼寝しないならどうする?ママが一緒に休むための工夫
1. 一緒に昼寝する時間を確保する
昼寝を完全にしなくなったわけでなく、タイミングがずれることもあります。お昼ご飯後に一緒に横になる習慣をつけると、自然と「静かに過ごす時間」ができます。絵本を読む、子どもの好きなぬいぐるみを一緒に持つなど、リラックスできる環境作りがカギです。
2. 静かに遊べる時間を作る
上の子が元気でも、静かに遊ぶ時間を確保できれば、ママはソファで体を休めることができます。実際に試したアイテムはこちら。
- シールブックや水のお絵描き
- 音が出る童謡絵本で歌のリクエスト
- パズルや積み木遊び
3. 午前中にしっかり遊ばせる
午前中に外遊びや体を動かす遊びをしっかり取り入れると、午後は自然と静かに過ごす時間が増えます。公園で遊ぶ、買い物に行くなど、活動量を増やすのがポイントです。歩けるようになったら積極的に歩かせるのも良いでしょう。
ちょっとの時間でもOK!ラクに休憩時間を作るコツ
1. カフェや図書館で座って休む
お散歩の途中にカフェで一息つく、図書館で静かに過ごす時間を作るのもおすすめです。カフェタイムにお昼寝をしてくれるのがベストですが、上の子が絵本を見ている間に、ママもリラックスできます。
2. おやつタイムを活用
「おやつの時間=ママが休める時間」と決めるのも効果的。お気に入りのおやつと飲み物を用意して、子どもが集中して食べている間に5〜10分の休憩を確保できます。
3. 簡単に横になれる環境を整える
リビングにクッションやマットを用意しておくと、「ちょっと横になる」時間が作りやすくなります。子どもの遊びに目が届く場所で、安心して体を休めることができます。
便利グッズで乗り切る!ベビーモニター&おすすめアイテム活用術
1. ベビーモニター
上の子が1人遊びをしているときでも、別室にいるママが安心して休めるアイテムです。音声や映像で様子を確認できるので、妊娠中の「ちょっと横になりたい」時に活躍します。例えば階ごとに生活スペースが分かれているような場合は、1階で洗濯をしながら2階のリビングの様子を確認することができます。
2. 室内用ジャングルジムや滑り台
室内で体を動かして遊べる遊具があると、子どものエネルギーを発散しつつ、ママは座って見守ることができます。
3. 知育アプリ・動画配信サービス
短時間のYouTube Kidsや知育アプリは、妊娠中のママにとって頼れる味方。子どもが夢中になっている間に、少しでも体を休められます。